日本出発前の準備
航空券を購入
まずは往復航空券を予約し、日本への入国日、シンガポールへの再入国日を確定させます。日本への直行便だと主にシンガポール航空、ANA、JALが選択肢になりますが、今回私はチャンギ国際空港→羽田空港のチケットを予約しました。
再入国の申請や便の欠航で入国日が前後する場合もあると思うので、日付変更無料のチケットを航空会社へ直接予約することをおすすめします。私の確認した限り、SQやJAL、ANAのサイトで直接購入した場合はどの種類のチケットでも日付変更は無料でできるようでした。
Expediaなど旅行サイトから経由で買うと日付変更等が大変で追加料金がかかる可能せもあるみたいなので注意です⚠︎
再入国許可の申請
シンガポールへの帰国の際には、PRでない限りENTRY APPROVALが必要になります。
この申請は再入国日の60日前から申請できるので、会社のHRに頼んで申請してもらってください。その際にシンガポール入国後の隔離先の住所が必要になります。私の場合まだホテル隔離先のホテルを決めてなかったので急いで予約しましたが、自宅で隔離の場合は自宅住所を伝えれば大丈夫です。
この時にシンガポール帰国後の隔離7日目に受けるPCR検査代$125が必要になるそうで、後日会社の給与から天引きされるとの知らせがありました。再入国の申請は15分ほどですんなりと許可はおりました。
出発72時間前にPCR検査の予約
シンガポールから日本への出国の際には、出発72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要になります。私の場合、日曜夜の出発便だったので金曜朝にPCRの出発前のPCR検査を予約しました。
費用は日系だと$175くらいしました。
私の場合、費用が自己負担なので、とにかく安くてアクセスの良いクリニックをネットで調べた結果、安くてアクセスの良さそうだったATA Medicalというクリニックを予約しました。検査代は$107でした。
日本語の証明も必要なかったのでローカルのクリニックでも全く問題なかったです。予約の時間に病院に行ってすぐに受付、検査自体は鼻の中をぐりぐりされて少し痛いですが30秒くらいで終わりました。受付からお会計まで約10分くらいで終わりとってもスピーディーでした!結果は24時間以内でメールで送ると言われましたが、お昼に受けてその日の夜10時頃には無事陰性証明のレターがPDFで送られてきました。早い!
タンパガ駅近くのクリニックでとってもおすすめです。HPから簡単に予約できました。パスポートとICカードを忘れずに持参してください。
陰性証明のPDFは印刷する必要がありますが、私は諸事情により印刷できずそのまま空港に向かいました。空港の出発ゲートのところでも$2で印刷することができました。
調べた限り、島内最安の検査はSWAB STATIONというクリニックで$98で受けられるみたいです。
おすすめクリニック紹介
おすすめクリニック2つの検査リンク貼っておきます⇩
ATA Medical (検査もトータルで10分くらいで終わり結果もすぐ来てスピーディーでした!)
出発前PCR検査(鼻咽頭検査$107)
Anson House
72 Anson Rd #01-02
Singapore 079911
出発当日の様子
空港にて日本入国時の必要書類やアプリの説明あり
オンラインチェックインをすませて空港に向かい、カウンターでPCRの陰性証明書を見せます。今回はANAを利用しましたが、チェックインカウンター前に日本人の案内係の方がいて、日本到着後に必要になるMy SOSというアプリをあらかじめダウンロードしておくように、また日本入国時に必要になるHealth Declation formのオンラインフォームをあらかじめ記入しておくよう勧められます。
また、機内では入国時に必要になる誓約書が配られるので記入しました。
出発前にとりあえず自分でやることはPCR検査と再入国の申請だけやっておけばなんとかなります!日本入国時の諸々はチェックイン時や機内でCAさんが説明してくれました〜!
日本到着後の流れ
羽田へ到着後のPCR検査や手続き等について
日本へ到着後は、案内係の方に従って必要書類の確認や隔離期間中に報告が必要になるアプリの使い方の説明について受けます。その後到着後のPCR検査(唾液式)があります。
唾液を採取するのですが量は少なくて済むので1分ほどで採取は完了しました。
ここまでの諸々で30分ほど時間がかかり、その後待合室で検査結果が40分ほど出るのを待ちます。無事陰性になってから入国審査へすすみ、完了。
到着から空港を出るまで合計で1時間半ほどかかりました。
空港から隔離先までは公共交通機関は使えないので自身で確保する必要があります。私の場合、実家の家族に空港まで迎えに来てもらいましたが、そうでない場合はレンタカーやハイヤーを自身で手配する必要があります。
日本での隔離の様子
日本での隔離は入国日の翌日から起算して7日間、自宅隔離がOKです。(2022年2月1日現在)
隔離中は1日に数回、位置情報確認依頼とテレビ電話がAIから届くので着信が来たら対応するようにとの説明がありました。
隔離中の連絡について
1日目
16時 テレビ電話あり
2日目
9時 現在地通知依頼あり
10時 テレビ電話あり
12時 現在地通知依頼あり
16時 テレビ電話あり(通知できず)
16時 テレビ電話あり(通知できず)
3日目
9時半 テレビ電話あり
10時 現在地通知依頼あり
14時 現在地通知依頼とテレビ電話あり
4日目
9時 現在地通知依頼あり(通知できず)
10時 テレビ電話あり
13時半 現在地通知依頼あり
16時 テレビ電話あり
5日目
9時半 テレビ電話あり(通知できず)
12時半 現在地通知依頼あり
15時頃 現在地通知あり(通知できず)
16時 テレビ電話あり(通知できず)
6日目
朝9時半 テレビ電話あり(通知できず)
12時 現在地通知依頼あり
15時半 テレビ電話あり(通知できず)
17時半 現在地通知依頼あり
7日目
9時 テレビ電話あり
9時半 現在地通知依頼あり
11時 現在地通知依頼あり
16時 電話あり
16時半 現在地通知依頼あり
結果、めちゃめちゃ通知くる( ;∀;)
感想としては、めっちゃ通知きます!1日1回くらいかなと思っていたら3、4回来ますね。
そして朝9時半頃に現在地通知依頼がくるので普通に寝てて通知できなかったり、仕事でミーティング中で気づかなかったりと無視してしまうことも結構ありました。
テレビ電話の場合、出ないと3連続で着信がくるのでちょっとドキッとしますが、出なくても特に何もなかったです。
通知が来るのは午前9時から午後6時までの間でそれ以降は来ませんでした。
シンガポール出発前の手続き
出発48時間以内のPCR検査
出発48時間前のPCR検査の陰性証明が必要となります。私は今回【芝国際クリニック】で唾液PCR検査を予約しました。(鼻ぐりぐりは痛いのでもう嫌でした…)
唾液PCR検査14,000円 +陰性証明書1通(日・英・PDF)3,000円+クイック指定(最短当日)3,000円で合計2万円でした。
色々なクリニックで検査方法や価格、立地などを調べたのですが、シンガポールへの出国には48時間以内の結果が必要になるので、当日結果がでる追加料金が必要になるクリニックが多く、2万円を超えてしまうところが多かったです。
今回の【芝国際クリニック】は浜松町駅すぐという立地の良さと土日や祝日も対応してくれるのでとても良かったです。
結果はPDFで届くので自身で印刷する必要があります。
おすすめクリニックの紹介
リンク貼っておきます⇩
芝国際クリニック
〒105-0011 東京都港区芝公園2-3-3 寺田ビル1F
JR・東京モノレール羽田空港線「浜松町駅」 徒歩5分
都営浅草線「大門駅」 徒歩3分
都営三田線「芝公園駅」 徒歩3分
受付時間:10:00~12:00/13:00~18:00(完全予約制)
【芝国際クリニックのPCR検査】JR浜松町駅すぐ/土日祝対応中
シンガポールへの再入国許可証を印刷しておく
シンガポール入国時に必要な再入国許可とPCR検査の結果を印刷して空港へ向かいました。
Health Declaration Form を申請しておく
【SG Arrival Card】のアプリからシンガポール到着前にHealth Declaration Form を申請が必要になります。申請していない方もすぐ申請ができるので、入国審査前に申請するよう説明されるブースがありました。ただ、前もって申請しておくとスムーズだと思います。
シンガポール到着後の流れ
到着後は入国審査後に荷物をピックアップ、その後は各自隔離先へ移動という流れになります。入国審査の段階で、Health Declaration Form 、Re-Entry Pprovalを提示しました。その後荷物を引き取りタクシー乗り場で隔離先までは各自移動します。
その際はバスやMRTは乗れませんが公共のタクシーを使うことができます。
隔離の様子
現在日本帰国後のシンガポールでの隔離は7日間、家で隔離かホテルで隔離か選ぶことができます。私の場合は家を引っ越すタイミングだったのでホテル隔離にしました。ホテル到着後は通常通りフロントでチェックインをして部屋に入った後は隔離5日目のPCR検査の時しか外に出ることはできません。
隔離の際も以前のように手首に追跡端末が付けられることはなく、気持ち的にはとても楽でした。隔離5日目にPCR検査を受けるようSMSが届きます。予約の時間に指定された会場に行き検査をし、7日目の朝に陰性結果が届き、隔離終了、となります。
3日目にMOHから電話があり、名前やビザの種類、隔離場所の確認やPCR検査の予約のメールが届いたかなどの確認の電話がありました。
また隔離5日目の夕方、またMOHから電話があり今日の朝PCR検査受けたと明後日の朝Negativeの結果を受けとって隔離終了となると連絡がありました。
隔離6日目の朝、MOHから電話があり、明日の朝、陰性のメールを受け取ったらホテルをチェックアウトして外に出ていい旨を説明され、最後にテレビ電話にしてくれと指示がありました。
今回帰国してみた感想
帰国に関しては思っていたほど煩雑な手続きはなく、割とすんなり一時帰国ができました。コロナの影響でしばらく日本に帰れていなかったので、久しぶりに家族や友人とすごすことができてとてもリフレッシュすることができました!
日本での自宅隔離期間は食料等の買い物はOKなので気は楽です。シンガポール帰国後の隔離期間が少しストレスですが、以前のように手首に追跡末端をつけられたりすることはなかったので、以前よりも緩くなっていると感じました。
ただ、PCR検査代(合計3回)はかかるので通常より4万円ほど追加で費用がかかってしまいます。家族全員分だったりすると少し負担がおおきくなってしまうと思います。
隔離なしで気軽に海外にいける日が待ち遠しいものです…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は2022年2月に、私がシンガポールから日本へ一時帰国した際の様子をまとめたものです。隔離期間や条件は随時更新されていますので、最新の政府からの更新情報を確認するようにしてください‼️