元スタバ定員が語る【スターバックスで働いて良かったこと!】

アラサーちゃん

私は大学時代に3年間、スターバックスコーヒーでアルバイトをしていました。もう5年ほど前のことになるので今では変わっていることもあるかもしれませんが、当時私が感じていたことを振り返ってみたいと思います☕️

スタバのアルバイトに応募したきっかけ

都内の大学に通っていた私の大学にはスタバで働いてる可愛い女子が周りに沢山いたのが1番の理由です。スターバックスでは店員のことをお互い『パートナー』と呼び合うのですが、耳をすませばどこからともなく「えっ!〇〇ちゃん〇〇店のパートナーなんだ〜。私は〇〇店だよ〜!」という声が聞こえてきます。(それは言い過ぎ(゚∀゚))

そんな姿を傍目に見ていた当時大学1年生だった私は、私も働きたいけど、どうせ倍率も高いし無理だろうと諦めていました。そんなこんなで大学1年生が終わりに近づいたとき、人生初めての彼氏ができました。その彼氏のバイトがスタバの定員だったのです。スタバで緑のエプロンをつけて爽やかな笑顔で楽しそうに働く彼の姿を見て、かっこいいなぁと思ったのをよく覚えています。(エプロンマジックのせいかも)😂

そして、彼のバイトの様子を聞くたびに、とても楽しそうで自分も働いてみたいという思いがだんだん強くなっていきました。

当時の私は塾講師とスーパーのレジ打ちのバイトをしていて、接客業の経験はありませんでした。人見知りの自分にはできないアルバイトだと思っていました。

そんな時、彼がスタバでバイトを勧められ、実は前から働いてみたかったと打ち明けたところ、絶対に挑戦したほうがいいと後を押され応募してみることにしました。

直接店舗に電話で面接をお願いしました!

今ではHPからWebやLINEでも応募ができるようですが、当時はそんなこともなかったので直接店舗に電話をしてスタバで働きたいのですが今募集してますか?と電話で問い合わせたのを覚えています。この電話をするときも、小さい頃から人見知りでコミュ障、人と話すとすぐ顔が赤くなる極度の恥ずかしがり屋だった私はものすごく緊張していたのを覚えています。

私が働きたかったエリアは、大学と自宅の中間地点の地心店舗だったので、家から1時間くらいかかる距離になります。シフトを組む上で、オープンかクローズシフトのどちらか入れることが重要になってくると聞いていました。私の最寄駅は始発も比較的遅く終電も早いため、そうなると店舗が限られてきます。結果、始発でもオープンは間に合わないが閉店時点が比較的早く、クローズ作業をしても終電に間に合う営業時間の店舗を3つをリストアップし、意を決して電話をかけてみました

電話に出てくれるのは、大体はアルバイトの店員さんだったので「確認して後日折り返します」か「今は募集していません」といわれることが多かったです。

運よく電話したうちの1店舗が面接してくださると後日お電話があり、面接の機会をいただけることになりました。この時は嬉しい気持ちを不安な気持ち、緊張が入り混じった今まで感じたとこのない気持ちでした。

面接当日の様子

面接は平日の夕方4時ごろ、店舗もあまりこんでいない余裕がある時間帯に行われることが多いです。私の面接もたしか、大学の授業の後の夕方ごろに行った気がします。

スタバは倍率も高いし、面接は就活の面接並みに色々聞かれるからきちんと対策していかないと受からないよ!とあらかじめアドバイスをもらっていたので、履歴書の自己PR欄はしっかりと埋めていき、色々な質問を想定して何度も練習していきました。

当日面接の10分ほど前に店舗について店員さんに声を掛けると、「今日面接の方ですね」とスムーズに客席へ通してくださいました。このとき対応してくれた女性の方がとても優しく笑顔が可愛くてスタバの店員さんって素敵だなと改めて感じたのを覚えています。

席に着くと、緊張していた私に「面接頑張ってくださいね」と飲み物を持ってきてくれました。いただいたドリンクを飲みながら、緊張で震えながら席で待っていると、まずは副店長がやってきました。こうして面接の始まりました。

面接の雰囲気や質問内容について

面接はまずは女性の副店長の方の面接でした。履歴書を渡し、雑談から始まりました。話した内容は、スタバの好きなドリンクの話だったり、大学での選考やその学部を選んだったり。住んでいる場所の話など、いわゆる雑談です。

その後、店長の男性の方に変わり、スタバで働きたい理由だったりもしスタバで働くことになったらどんなパートナーになりたいかだったり、好きなドリンクの話を聞かれました。

答えた内容はあまり覚えていませんが、好きな飲み物は抹茶クリームフラペチーノ。スタバで働きたい理由は、人と話すことが好きだから、みたいな何の変哲もないことを答えた気がします。

ただ、「なぜスターバックスで働きたいか」の部分はしっかり理由を伝えることが大切だと思います。就職面接を想定し長所や短所など聞かれたときのために準備していましたが、私の場合は、そんなことは聞かれずに終始和やかな雰囲気で面接は終わりました。

今思えば、きかれた質問にどう答えるかではなく、受け答えの際の対応や人間性が見られているなと感じました。

結果は後日連絡しますと言われ席をたつと、帰り際に私と同い年の女性スタッフの方を店長が紹介してくださり、軽く挨拶をしました。やっと緊張の糸が解けました。

そして後日無事に合格のお電話をいただき、晴れてスターバックスのパートナーとして働くのでした。

働く上で覚えなければならないこと

スターバックスに入社するとまず初めに、トレナーの先輩がついてくれて、レジ打ちやドリンクのレシピ、またスターバックスで働く上での心構えなどを徹底的に叩き込まれるモジュールという名の研修があります。この研修を合格し、晴れて一人前にバリスタになれるのです。

ドリンク名を覚える

レジでオーダーを取るとき、レジの担当者がお客様から聞いた注文をレジに入力し、カップに注文内容を書いてドリンクを作るパートナーに渡すのですが、しっかりオーダー内容を指示しないと間違ったドリンクを提供することになり、お客様にもパートナーにも迷惑をかけてしまいます。そのために入社してからはひたすら何十種類もあるドリンク名を覚えました。(スタバで働くまではラテやカプチーノの違い、コーヒーとアメリカーノの違い、エスプレッソって何?など知らないことだらけでしたが、すぐにわかるようになります!)

ドリンクのレシピを覚える

これは一番大変でした。ドリンクやサイズによって使うシロップの種類や分量、作り方の手順などが違うのでそれをしっかり覚えなければなりません。また、期間限定ドリンクが出てくるたびにレシピを覚えなければならないのも一苦労でした。全店で同じ基準のドリンクを提供するために、この部分はとても厳しかったです。だからこそ、どこのスターバックスにいっても同じ味が安定して楽しめるのだと思います。

コーヒー豆の知識をつける

スターバックスではコーヒー豆も販売しているので、それぞれの産地や豆の特徴、実際飲んでみた風味など、お客様に聞かれた時に答えられるようにしておかなければなりません。

当時コーヒーは嫌いでしたが、シフト前に毎日変わるコーヒー豆を試飲し、飲んでみて自分が感じた感想をノートに書き留める作業をしていました。すると不思議なことに、あんなに苦くて同じ味としか感じなかったコーヒー豆のそれぞれの特徴がわかるようになってきました。

そして、不思議とコーヒーが美味しく感じられるようになりました。

たまに黒いエプロンをしているバリスタの方がいますが、あのエプロンをしている方は、社内の試験を突破したコーヒー豆のプロフェッショナルです。

細かいカスタマイズを覚える

スタバの魅力は自分好みにドリンクをカスタマイズできることですよね。シロップの追加や変更、ミルクの種類を選べたり、ホイップクリームを多めにしたり、ソースを追加したりetc…数えきれないカスタマイズがあります。有料のものや無料のもの、どの商品にどのカスタマイズが適用できるか等々、全て把握しなければなりません。そしてレジでお客様の注文を性格に聞き取って入力しなければなりません。

例えば→「グランデサイズのホットの抹茶ラテ、無脂肪ミルクでパウダー多め、エスプレットショットとホイップクリーム追加で。あと、上からキャラメルソースかけてください。」

↑私がいつもするおすすめカスタマイズです、新人店員さんにはドキッとする注文ですね。たまに何度か聞き返されます。

最初の頃は何度も聞き返してましたが、慣れれば聞いただけですらすらレジ打ちできるようになります。

美味しいドリンクを作る技術を習得する

メニューもレシピも覚えたらあとは技術の習得です。ミルクをスチームするだけでも、カプチーノ用のふわふわの泡にするのか、それともラテ用にスチームするのか、スチーマーの角度や秒数などが変わってくるのでこれはこれは練習あるのみです。

お店が混んでいるときも常に一定の品質が提供できる技術を習得することがとても大切です。最後の方は私はずっとラテアートの練習をしていました。

スターバックスで働いて良かったこと

ドリンクが無料で飲める

シフトが入っている日は、スターバックスのドリンクがシフト前後と休憩中に無料で飲むことができます!嬉しい反面、フラペチーノを飲み過ぎで働き初めて5キロ太ったという苦い経験もあります…

スタバの商品が割引になる

スタバで会計時にパートナーカードを見せると全国どこのスターバックスでもスタッフ割引を使うことができます。(試しにアメリカのスタバで見せてみましたが割引は日本国内のみでした。でも君もスタバで働いているんだねと話は盛り上がりました!)

相手のいいところに目がつくようになる

私の大好きなスタバ文化に「GAB(ギャブ)カード」があります。

これは小さなメッセージカードで、一緒に働くパートナーのいいところを見つけたり、助けてもらったり、お礼を伝えるときに書くカードです。実際にもらうととっても嬉しいので自分も自然と相手のいいところを見つけて伝えてあげたいって思うんですよね。このおかげ相手のいいところを見つけることが得意になりました。そして、自分自身も評価してもらえるのが嬉しくてもっと頑張ろう!というモチベーションにもつながります。

コーヒーの知識が身につく

コーヒー豆を毎回飲み比べるので、産地や風味の特徴や地域での味の違いなど、知識が格段に増えました。また、コーヒーが大好きになり、人生がより豊かになったと感じています。

社交的になれる  

スターバックスで働くパートナーはとても明るい方が多いです。接客する上でお客様との会話や繋がりをとても大切にしているので自然と人と話す機会も増えました。仕事上、初めて会話する方とも明るく楽しく雑談できるようになり、以前に比べると明るくすこし社交的な性格になったと感じます。

同年代が多く友達ができる

スターバックスには同年代のパートナーが多かったので自然と仲良くなり、バイト中はとても楽しかったです。バイト以外でも飲みに行ったり出かけたり、社会人になった今でも仲良くできる一生ものの友達ができました。

一般的にはモテる(かも)

スタバで働いている=リア充、可愛い、イケメン のイメージがついていることから(私はそんなことないですが)人に話したときに羨ましがられることが多く、印象は良かったと感じました。また、仕事中は常に笑顔を振りまいているのでたまにお客様からアドレスを渡されることもありました。

芸能人もスタバファンが多いのでたまにお店にお客様としてお店に来てくれることがあり、彼らが放つキラキラオーラが眩しかったです。某有名モデルさんがいらっしゃった時は思わず見惚れてしまい、持ち帰り用のドリンクを袋に入れず渡してしまうというミスをおかしました。(袋に入れてください〜って優しく言われました。とてもやさしい方でした^^)

スタバで働くと就職に有利って本当?

スタバで働いていると就活に有利という話がありますが、それは「人による」と私は思います。確かにスターバックスで働いている方は、社交的で明るい方が多いです。常に忙しい環境の中で働いているので、自然と物事に優先順位をつけて行動する癖が身につきます。そして、パートナーが主体となって様々なイベントを企画し、アイデアを出しあう機会も多いので、主体性も身につくと思います。

こうした色々な経験をさせていただくことができ、成長できる環境が整っているからこそ、それを活用できる人にとっては就活でも同じように評価されるのではないかなと感じました。

実際に卒業していく先輩方は、皆さん大手企業や、マスコミ、CAなど有名企業へ就職する方が多かったです。

就職に有利だからという理由だけではなく【最終的に自分がどんな経験をしてどんな姿で卒業したいか】イメージを持って日々働くことが大切だなっと感じました。それを日々実践するための環境は間違いなく整っていると思います✨

スタバでのアルバイト経験から得たこと

昔から人見知りで自信がなかった幼少時代。初めてレジに立った時は緊張で手も声も震え、お客さんの目をみて話すこともできなかったです。そんな私もスタバで働くようになってからは人見知りが克服できたと思っています。

大学卒業後は営業の仕事をして6年目になりますが、今では自信満々に相手の目を見て話すことができるようになりました。あんなに苦手だった面接も今ではどちらかというと得意になりました。これは間違いなく大学時代のスタバでのアルバイト経験のおかげだと思っています😁

おすすめ著書「スターバックス成功物語」

スターバックスの創業者、ハワード・シュルツ著書の「スターバックス成功物語」。これは私もスターバックスで働いていた当時、COEからのメッセージとして店長におすすめされて読んだ本です。スターバックスがどのよう成功したか、COEの思い等が物語調で語られています。ビジネス書としても高く評価されており、社会人になった今でも何度も読み返すおすすめの1冊です。

まとめ

今回は私がスターバックスで働き、感じたことを紹介させていただきました。昔から人見知りだった性格だった私がここでのアルバイトを経験して少し自信をつけることができたので、スターバックスで働くことができて良かったなと心から感じています。

3年間、大好きなスタバで働き大学卒業と共に卒業しましたが、最後にパートナーのみんなからもらったアルバムや写真、メッセージは今でも私の大切なの宝物です。

大学時代という貴重な時期をスタバで働けたことは間違いなく私の一生の財産になりました!

この記事が、スタバで働きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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